ドイツ・ミュンヘンのトイレで困ったはなし

海外生活のはなし
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今日はドイツのトイレで女子トイレが分からず困った話です。

皆さんはトイレのドアが2つ並んでいた時、どちらが女性用トイレでどちらが男性用トイレかをどうやって判断してますか?

色だったりピクトグラムだったりで判断基準はいろいろありますが、例えば日本の銭湯のような「女」「男」と漢字一文字が黒色で書かれているだけのトイレを想像してみてください。

私たちは日本人なのでこれを読むことができどちらが自分が入ってよいトイレか判断することができますが、では外国人観光客の立場だとどうでしょうか。

おそらく日本語が読めなくてトイレの入り口で困り果てると思います。

それと同じような状況にドイツで陥りました。

基本的にヨーロッパでは無料で使える公衆トイレは滅多にないので、トイレに行きたいときは有料トイレを利用するか飲食店に入ることになります。

飲食店にトイレだけ貸して!とお願いしても一応使わせてくれはしますが、できれば何かを買うか飲食で利用するかのついででトイレは借りた方が良いです。

というわけで昼ごはんがてら入ったドイツのイタリア料理屋さんで事は起こりました。

トイレのドアに「D」と「H」しか書いてない…。

しかも両方文字は黒色。

これがもし「F」と「M」であればfemaleとmaleかな?と判断しFの方に入ることができますが「D」と「H」?

少し考えてこの「D」と「H」が、おそらくドイツ語の「女性」「男性」の頭文字だということは想像がつきました。

しかしドイツ旅行にやってきたただのイギリス在住日本人(当時)の私はドイツ語なんてなんも分かりません。

ドアを開けて中を覗いてみても、飲食店のトイレなので女性用トイレも男性用トイレも洋式便座と手洗い場があるだけという同じ構成をしています。

詰んだわ…。

今になって思えばスマホでgoogle先生に聞けばいいと思いますが、たしかスマホは席に置いてきていたのとそうとう切羽詰まっていたんだと思います。

ままよ!と思って「H」のドアに入り、用を済ましました。

「H」の方に入ってしまったんですね…。

ドイツ語で女性は”Damen(ダーメン)”、男性は”Harren(ヘーレン)”というので「H」は男性用トイレです。

私が1/2を外したことに気が付いたのはトイレのドアを開けて外に出た時、男性のお客さんがそこに並んでいるのを見たときです。

肩身の狭い思いをしながら席に戻るはめになりました。

皆さんもドイツへ旅行する際はトイレにお気をつけください。

識別不可能なトイレに出くわしたのはこれ1回だけだったのですが、再び同じ間違いを犯さないために一応語呂合わせで覚えようとしたりもしました。

しかしこの記事を書く今の今まですっかり忘れていたのでなんか良い覚え方があったら是非教えてください!

さてトイレの写真はさすがに撮ってなかったので、これはそのレストランで一番安いピッツァを注文したら出てきた生地に塩がかかっただけのピザです。

もはやパンです。

ドイツ語が読めなかった弊害はこんなところにも…。

それでは。

A14 地球の歩き方 ドイツ 2021~2022 (地球の歩き方A ヨーロッパ)

COMMENT

  1. baruru より:

    はじめまして。私も似たような経験をしたことがあります。ドイツ・バーデン=ヴュルテンベルク州のすぐ隣、フランス・ストラスブールでのこと。トイレのドアには、HerrenとDamen。Damen→Men→男?と考えてHerrenの方に入ろうとした瞬間、後ろからおじさんがオゥ!!と言って笑いながら反対側を指しています。その時、Damenが女性用だと初めて知ったのでした。「M」には出会ったことがないのですが、MadameのMではないかと思います。最近では、Damen=Madamと覚えて間違わなくなりましたが、30年前のことを思い出すと今でも冷や汗が出る思いです。

    • コメントありがとうございます。良かった!トイレを間違え(そうになっ)たのは私だけではないのですね、私も入る前に誰かに教えてもらいたかったです笑
      確かにMではなくHとDですね、英語とごっちゃになっていたので記事の方訂正しておきました、ありがとうございます。
      私も確かヘレンは女性っぽいし…と思ってHの方に入ってしまったのだと思います。ダーメンがマダムは覚えやすくていいですね!!

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