今日はギリシャで食べたピスタチオの話です。
ギリシャ、エーゲ海の島と言えば白と青のコントラストが美しいサントリーニ島が非常に有名ですが、サントリーニ島よりも近くてお手軽に行ける島のエゲナ島もおすすめです。
エゲナ島にはアテネの船着場であるピレウス港から高速船でたった40分(フェリーだと1時間10分)で行くことができ、もちろんエーゲ海に浮かぶ島ですからビーチも十分楽しめます。
また、島の中央には聖ネクタリオスの眠るネクタリオス教会があります。
そこでは多くの観光客が「聞こえたら幸せになれる」というネクタリオスの心臓の音を聞くため棺に耳を当てていることでしょう。
そんなアテネから十分日帰りできるエゲナ島の名物と言えばピスタチオです。
船着き場に降りてすぐに見えるこのお店では、袋詰めされたローストピスタチオや、溶けないピスタチオアイスなんかが売られています。
日本でも最近葛でできた「溶けないアイス」流行ってますよね?
それとおなじかどうかは分かりませんが、日差しの厳しい夏のギリシャで食べる濃厚でクリーミーで凍ったババロアのようなこのアイスはたいへん美味しかったです。
もちろんピスタチオそのものも忘れてはいけません。
固い殻の中に覗く赤い薄皮と緑の実はとても美しく、シンプルな塩味でたいへん美味です。
私は本当に美味しいピスタチオってこういう味なんだ…と感動しました。
こんなに袋いっぱい食べられるかな?ともはじめは思いましたが、食べ始めると手が止まらずすぐになくなってしまいました。
後にロンドンのスーパーでおつまみピスタチオを買って食べましたが、味も食感も大きさも色もすべてが全然違いました。
さすがギリシャ、さすが本場のピスタチオです。
みなさんも是非ギリシャへお越しの際にはピスタチオの本場エゲナ島へ行ってみてください。
エゲナ島、日本人からするとなんだか覚えづらいネーミングですが、エーゲ海(=Aegean)に浮かぶエーゲナ島(=Aegina)と考えるととてもしっくりきます。
それでは。
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